自動車業界最新動向
自動車業界最新動向
2022年度、自動車メーカー各社はほぼ全社で過去最大規模の採用を実施し、EV量産に向けた生産体制強化や新規事業の立ち上げを見据えた人材獲得競争が一段と激化しました。とくに機械・電気系だけでなく、ソフトウェア開発やデータ分析を担うエンジニアの需要が顕著です。

EV量産体制の構築
近年、主要メーカーはEV専用プラットフォームの設計・量産化を進めており、国内外の工場では自動化ラインや品質管理プロセスの整備が急ピッチで行われています。ライン立ち上げを支える設備の導入や安全基準対応のプロジェクトマネジメント経験者が求められています。
新規事業ポジションの拡大
部品メーカーをはじめとする周辺企業では、車載ベアリング技術の医療機器応用や、リサイクル技術を活用した循環型ビジネスの検討など、自動車以外の分野へ技術価値を展開する新規事業が始動。これらを推進するポジションでは、製品開発と事業戦略の両面に精通した人材が活躍しています。
ソフトウェア人材へのシフト
コネクテッドカーやMaaS(Mobility as a Service)の拡大を受け、組み込みソフトウェアだけでなくクラウドやセキュリティ、データ分析領域まで、自動車業界へのITエンジニア採用が急増。管理職レイヤーでの外部採用も顕在化し、ソフトウェア開発組織の強化が進んでいます。
今後はCASE対応やDX推進、SDGsを見据えた環境技術分野での研究開発ポジションも増加傾向にあります。変革期にある自動車メーカーでキャリアを築くためにも、最新動向をキャッチアップし続けることが求められます。
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