履歴書の書き方
履歴書の書き方
転職活動の第一歩となる履歴書は、企業の採用担当者にあなたの経歴や人柄を伝える大切なドキュメントです。ここでは、基本的な構成から各項目の書き方、テンプレートの活用法、作成時のポイントまでを順を追って解説します。

目次
履歴書作成の基礎知識
履歴書には大きく分けて「学歴・職歴欄」「免許・資格欄」「志望動機・自己PR欄」「その他」の四つの記入欄が設けられています。書式は厚生労働省様式から自己PR重視型、志望動機重視型まで複数種類があり、応募先や自分のアピールポイントに合わせて選びましょう。
各項目の書き方
学歴・職歴欄
高校卒業以上の学歴は、高校入学から最終学歴までを年号順に、正式名称で記載します。義務教育は卒業年次のみで構いません。職歴は入社・退社の年月と会社名を省略せず記入し、自己都合や会社都合での退社区分も明確にしておくと信頼感が増します。
免許・資格欄
免許・資格は取得年度順に正式名称で記載し、業務に関連性の高いものを優先的に並べます。特記すべきものがない場合は「特になし」と書き、取得に向けて勉強中の資格があれば「○○資格取得に向け勉強中」と補足しましょう。
志望動機・自己PR欄
志望動機は200~300文字程度を目安に、「なぜこの企業か」「自分の強みをどう活かすか」を簡潔にまとめます。自己PRも同程度の文字量で構成し、具体的なエピソードや成果数値を盛り込むと効果的です。
その他欄
趣味・特技欄には業務に活かせる強みを中心に記載し、本人希望欄では連絡可能な時間帯や入社時期の希望など、企業側が配慮すべき事項を書き添えます。特に在職中の応募なら、平日の連絡方法を具体的に示すとスムーズです。
テンプレートの選び方と使い方
WordやExcelで作成する場合は、見やすく整ったフォーマットがダウンロード可能なテンプレートを活用しましょう。厚生労働省様式は定番ですが、自己PR重視型や志望動機重視型など、自分のアピールポイントに合わせてスペース配分の異なるものを選ぶと効果的です。
履歴書作成の手順とポイント
フォント・サイズ調整
氏名欄はスペースに合わせてやや大きめに、本文は10~12pt程度で統一感を持たせます。ふりがなは漢字の正しい位置に配置し、字間や行間も読みやすさを意識して整えましょう。
誤字脱字チェック
完成後は必ず第三者にも目を通してもらい、誤字や脱字、数値の記入漏れがないかを確認します。手書きの場合は文字のバラつきやにじみもチェックし、印象を損なわないよう注意しましょう。
送付・提出時の注意点
郵送の場合は封筒の宛先をきれいに手書きし、履歴書が折れないようクリアファイルに入れるのがマナーです。メール添付時はファイル名に「氏名_履歴書.pdf」のように分かりやすい命名を。PDF化して文字化けを防ぎ、指定の形式を遵守して送信しましょう。
履歴書はあなたの第一印象を左右する重要書類です。基本構成と各項目のポイントを押さえたうえで、自分らしさを伝えられるフォーマットを選び、丁寧に作成・チェックを行って応募先に提出しましょう。これで採用担当者に好印象を残す履歴書が完成します。
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