• 石川毅志

【USCPA全科目合格による】経営計画の作り方【スケジュール~財務三表~資金計画】

更新日:2020年9月9日



commonの石川です。


金融機関から経営計画を
作るように言われた!
どっから始めよう・・・

経営計画と聞くと

作り方もわからないし、

小難しくて

思考停止してしまう

という人も多いと思います。



また、

本業に集中したいのに、

数字をこねくり回して

帳尻を合わせるだけなんて

時間の無駄!

と考える人も多いのではないでしょうか。


経営計画はスケジュール帳

経営計画とは一体なんなのか、

ググるとサンプルや例が

たくさん検索できます。


参考まで、

見てみると、

エクセル表に

数字の記入欄が大量に

羅列しているものが

ほとんどです。


経営計画の作成だけがタスクで

他部署から、

与件や数字が出てきて

形にするだけであれば、

それでも良いかもしませんが、


個人事業主や中小企業では、

経営者が

経営計画を作成しなければならず、

ただただ数字を集めて、

まとめるだけでなく、

一から作り上げる必要があります。


そんな時は、

まず、

エクセルに年月を横軸に、

経営、

販売、

商品、

設備、

人事、

の順番で今後に起きることを

月次ベースで書き出すことから

初めてください。


例えば、
2011月には、
「新商品リリース」
だから、
209月には、
「販売員を1名増員」して、
教育開始しなければ。

というように、

スケジュール帳を埋めるように、

イベントとそれに関係する

要素をかたっぱしから描いて

行きます。


定性から定量へ

スケジュール帳を埋めたら、

その時に、

いくら儲けて、

いくら掛かるか、

見積もります。


これが、

イベント情報を数字に落とし込む

架け橋となる作業です。

さらに、

入るお金と出るお金の

2種類を比べて、

期間合計するだけだと、

客観的にどのように

お金を儲けて、

お金を使ったのかがわからないため、

財務諸表に落とし込みます。


財務諸表は、

財務三表とも呼ばれ、

貸借対照表、

損益計算書、

キャッシュフロー計算書

のセットになっています。


最近は

国際会計基準の考え方の影響か、

株主資本等変動計算書も含めて、

財務四表とするケースも

見られますが、

中小企業などの

経営状態を示すのであれば、

キャッシュフロー計算書まで

あれば十分です。


財務三表の作り方ですが、


=ステップ1=

現在持っている資産、

負債及び株主資本を

勘定科目ごとに記載します。


=ステップ2=

商品単価と販売量予測を

掛け合わせて、

将来の売上高を作ります。

その時、

イベント情報を見て、

売上の変動を予測します。


=ステップ3= 対応した仕入を計算して、

ステップ2から引いて、

粗利を出します。


=ステップ4=

イベント情報を見て、

人件費、

広告費、

開発費、

などイベントに紐付き、

大きな費用を見積もります。


=ステップ5=

その他、

家賃など大きな固定費を

将来にわたって貼り付けます。


=ステップ6=

それ以外の小さな費用は、

過去のデータを将来にわたって

貼り付けます。

私の経験から、

従業員数によって依存する費用が

多いため、

従業員の増減に合わせて、

変動するような数式を組むと

良いと思います。

=ステップ7=

出来上がった営業利益から、

金利・税金を引いて、

月ごとの純利益を計算します。

=ステップ8=

貸借対照表の前に、

キャッシュフロー計算書にいき、

月初の現預金から、

月の純利益から間接法により、

営業キャッシュフローを足します。

さらに、

設備投資や設備売却があれば、

投資キャッシュフローとして

入れ込みます。

そして、

資本政策を考えながら、

借入・返済・増資・配当を記入して、

財務キャッシュフローを記載します。

これらを全て加減算して、

月末の現預金を算出します。

=ステップ9=

最後に、

月初に持っていた

資産・負債・純資産から、

ステップ1〜8までで

変動したものを

足し引きして、

月末の貸借対照表とします。


経営計画で会社の形を作る

会社で起こる出来事から、

財務三表を作りました。


会社の形は

貸借対照表で表され、


期間中にどういった活動をしたか

みることができる損益計算書と

投資したものと資本政策を

みることができる

投資・財務キャッシュフローにより、

変動します。


営業面と将来のキャッシュインの

ために購入する投資面はもちろん、

イベント情報に盛り込むべきですが、


財務面、

つまり、

いつお金が足りなくなりそうだから、

いくらぐらい

デットかエクイティで調達して、

どのタイミングなら返済・配当

できるかもイベント情報に

落とし込むと良いでしょう。


そうして、

自分の意思で

将来の会社の形を

どのように作っていくか、

決めていきます。


まとめ

経営計画を作るには、

まず手帳にスケジュールを書くように、

先々のイベントを記入します。


それがいくらかかって、

売上などのどう影響するか

考えながら、

財務三表を作成します。


財務三表を作ると、

会社の形が見えてきて、

それがどのような影響で

変化するかもわかるので、

自分の意思で、

将来の会社を形作ることができます。

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