• 石川毅志

【IPOで100億?】スタートアップの始め方【そして今後の考察】

commonの石川です。

"スタートアップ"という言葉を聞くけど、
ベンチャー企業や中小企業と何が違うの?

スタートアップやベンチャーといった

呼び方について、

行政上の区分や上場市場など明確な線引きが

あるわけでなく、

スタートアップ 学会のような組織があって

言葉の定義をしているわけではありません。


その中で、

いろんな人が独自の見解でスタートアップの

定義をしていますが、


「起業の科学 スタートアップサイエンス」の

田所雅之さんの定義が最もしっくり来ます。


https://www.amazon.co.jp/%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9-%E7%94%B0%E6%89%80-%E9%9B%85%E4%B9%8B/dp/4822259757/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=3DOYHVM6UUUUN&dchild=1&keywords=%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6&qid=1595381258&sprefix=%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6%2Caps%2C236&sr=8-1


スタートアップとは

スタートアップを定義するために、

以下の6つの切り口で

スモールビジネス(中小零細企業)と

比較しています。

すべてが合致していなければ、

スタートアップでないというものではなく、

あくまで参考基準的な考え方です。


1. 成長方法

スタートアップは投資先行で、

最初は赤字で後から急激に黒字拡大する

Jカーブと呼ばれる成長軌跡を描く。

スモールビジネスは直線的に徐々に成長。


2. 市場環境

スタートアップは今までにない市場が

存在するかの仮説検証から始めて、

市場を作り上げる。

スモールビジネスは既存市場の中で

競合優位を勝ち取り成長。


3. スケールへの姿勢

スタートアップはネットワーク効果や

規模の経済を働かせ、

ユーザー増加に伴いサービスが強固になり、

市場を席巻。

スモールビジネスはスケールを目的とせず、

採算を重視。


4. 資金調達

スタートアップの資金調達は主に

ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家から

エクイティ調達。

スモールビジネスは

銀行や信金からのデット調達。


5. 対応可能市場

地理的制約が、スタートアップにはなく、

スモールビジネスはある。


6. イノベーション手法

スタートアップは既存市場を破壊するような

イノベーションを起こすが、

スモールビジネスは既存市場の中で

改良的イノベーションを起こす。


スタートアップの始め方

「スタートアップを起業する」と言って、

会社を設立しても、

何から始めれば良いのかわからないのでは

困ってしまいます。

そもそも、

法人の設立が不要かもしれません。


スタートアップでは、

急成長が見込める

新しい市場を開拓するために、

高い不確実性を認識しながら、

スケールしていくビジネスモデル(技術)を

開発していくために、


会社を設立せずとも、

ビジネスモデルや技術の

プロトタイプを構築して、

市場を作ることが可能かどうか

検証していくことで始まります。


仮説検証の中で、

ピボットと呼ばれる軌道修正を繰り返して、

新市場にフィットするような

ビジネスモデルが定まった段階で、

市場に投入できるような

モノ・サービスを作り上げます。


スタートアップの今とその先

スタートアップという概念が生まれた

シリコンバレーでは、

今でも、全米や世界中から優秀な人たちが

しのぎを削っています。


日本でも、

ここ1年の間にも、

ユニークで新しいサービスがどんどん

生まれています。

そこに来てのコロナ禍にあっても、

ピボットしてサービスをローンチしたり、

コロナ禍の新常態に合わせた

サービス開発を進めている人もいます。

ベンチャーキャピタル・エンジェル投資も

コロナで勢いが落ちると言われていましたが、

肌感覚としては、

投資先の選考方針が変わっても、

投資の勢いは落ち込んでいないと思っています。


今のスタートアップは、

プロトタイピング、

アジャイル開発、

クラウド、

シェアオフィスにより、

サービス開発の時間・コストが削減され、

リスクを低減する手法がありますが、


やはり、

既存市場でコツコツ収益を積み重ねる事業と

比べると、

リスクの高い形態です。


それを理解(覚悟)した起業家や投資家が、

大きなリスクに対する

大きなリターンを目指して、

スタートアップ経済を回しています。


ただこの先、

個人的には、

これからリスクがより低減され、

それに伴うリターンの規模も小さくなるものと

考えています。

具体的に、

現在は、

ある秀でた経営者とその周辺だけが

大きなリスクテイクと努力で、

運よくIPOすることで、

数十億から数百億という人間が使いきれない

ような資産を手にします。


また、投資家も一つの大当たりを目当てに、

スタートアップにショットガンのように

投資しています。


ある意味、

運任せで、

莫大な利益が一部のラッキーマンに集中する

構造とも言えます。


今後は、

アメリカの自動車ディーラーのように、

スタートアップ企業そのものやサービスの

売買が活発化して、

よりエグジットしやすい環境を作られることで、

起業家・投資家のリスクが減り、

その分、

持ち分のボラティリティが小さくなっていくと

思います。


買収側は、

買収したスタートアップを使い、

生み出した利益を、

大勢の株主、経営者、従業員など、

より広範に分配することになります。


スタートアップ経済は

生まれたばかりで、

本当に私の考えている方向に行くか、

誰も保証はできませんが、

サービス開発のあり方、

スタートアップ企業、

起業家、

投資家、

リスクリターン

のあり方は変わっていくのは間違い無いと思います。

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