• 石川毅志

【世界一】アントフィナンシャル【研究必須】

commonの石川です。


フィンテックについて知りたいが
どこから勉強していいかわからない!

企業の新規事業を手がける部署に

勤務している友人から、

このような質問を受けることが

何度かあります。


私は、

「本気で業界のことを知りたいのであれば、

アントフィナンシャル

〜一匹のありが作る新金融エコシステム〜

を読んでみたら」

と答えています。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E2%80%95%E2%80%951%E5%8C%B9%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%81%8C%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8B%E6%96%B0%E9%87%91%E8%9E%8D%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0-%E5%BB%89-%E8%96%87/dp/4622087758/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB&qid=1594874689&sr=8-1


アントフィナンシャルは

常に最新のフィンテックモデルを体現しており、

さらにこれからもそれを牽引するだけの

バックグラウンドがあると考えているためです。


アントフィナンシャルとは

2003年、アリババのC2Cショッピングサイトの

タオバオ(淘宝網)の保証取引から始まり、


2004年、今や10億人以上が利用する

決済サービスのアリペイ(支付宝)を開始して、

以下のようなサービスを有する、

総合フィンテック企業です。

1. 2C(消費者向け)

  決済:アリペイ

  資産運用:ユエバオ(余額宝)、アントフォーチュン

2. 2B(法人向け)

融資:花唄、借唄、マイバンク(網商銀行)

  信用スコアリング:芝麻信用


2003年からアリババの一部門として、

金融サービスを提供していますが、

アリババからスピンアウトして、

アントフィナンシャルが設立されたのは、

2014年末です。


それからたった5年余りで、

時価総額が1000億ドルを越えると見られる

企業まで成長しました。

(1ドル=100円で10兆円)


東証一部上場で10兆円を越える企業は、

トヨタ、ソフトバンク、キーエンス、ソニー

などの日本屈指の有名企業ばかりであることからも、

いかにアントフィナンシャルが

高い実力とさらなる成長が期待されているかが

わかると思います。


アントフィナンシャルの哲学

実はアントフィナンシャルは

自分たちのことをフィンテック企業ではなく、

「テックフィン」企業であると言っています。


これは、

単なる言葉遊びでなく、

彼らにとっての明確な定義として、


フィンテックは閉じられたサービスを

ユーザーに提供するものであり、


テックフィンであるアントフィナンシャルは、

テクノロジーによる金融の再構築を目的とする。


という、

ジャック・マーやその周辺の思いから

来ているようです。


(個人的には、

「それも含めてフィンテックでしょ」

と思うのですが」)


技術オリエンテッドな考え方に加え、

アントフィナンシャルが事業開発する時の、

哲学として、

インクルーシブファイナンスという考え方が

あります。

インクルーシブファイナンスとは、

新興国の中流層以下に対する金融サービスです。


それらの層は、

事業開始、拡大や設備の購入にあたり、

銀行口座やカードもなく、

ローンが組めずに、

次のステージに進みづらい現実があります。

アントフィナンシャルは、

彼らに対して、

金融サービスを提供することを

至上命題においています。

例えば、

以前は富裕層だけが行なっていた投資を、

ユエバオにより、

中流層でも低額で簡単に行えるように

しました。


中国は、

多くの金融機関があるものの、

およそ2割にあたる

上流層や一部の指定事業者のみを

対象にしてきました。


これに対して、

アントフィナンシャルは

残りの8割の人たちに向けて、

サービスを作っています。


世界のフィンテック勢力図

世界中で、

フィンテックのあらゆる分野で

各企業がシノギを削っています。


日本においても、

決済サービスや会計・管理系の

新興企業がものすごい勢いで成長しています。


アメリカでは、

ビザやペイパルやレンディングクラブなど

日本の2歩も3歩も先にいき、

世界規模でスケールしている企業が

いくつもあります。


ASEANでもシンガポールを中心に、

新興企業の成長がめざましいです。


そのような中、

アントフィナンシャルは、

広い事業領域(サービスの種類)と

巨大な蓄積データを持ち、

その他を圧倒しています。


アントフィナンシャルは

これらを背景に、

グローバル展開を進めています。


しかし、

金融のあり方は各国で異なり、

中国国内でのビジネスモデルを

そのまま横展開できずに、

苦労しています。


facebookが暗号通過Libraの

ローンチを発表するなど、

世界でフィンテックサービスの

覇権争いがますます激化します。


その中で、

新たなサービスが生まれ、

サービスの統廃合が進んでいきます。

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